2009.08.17 Monday
生物学オリンピックとか
今年は日本で生物オリンピックが開催されました。生物学以外にも物理オリンピックなどがあり学術的な能力を競う祭典として約40年の歴史を誇っています。ですが、正直言って地味な大会です。新聞等で取り上げられる程度もオリンピックと比較すると段違いに地味。けれど、盛り上がる仕掛けを仕込めばもっと面白くできると思います。
1、エキサイトメント:古いですが、TV番組「料理の鉄人」のようなスタイルで問題を解決する様子をライブで放映する。 2、エンターテイメント:2と関連しますが、観客席も設置し、興奮を呼び起こすようにする。出題される問題も学術的な知識をもとめるのではなく、スピードや効率、独創性を必要とするものにする。フェルミ推計のような問題(多少の工夫は必要)でもOK。とにかくどんな学問分野であれ、あくまで地頭力を要求すること。筆記はやめて実験や、なにかを制作する問題にする。ロボットコンテストのようなスタイルや、福本伸行の「賭博覇王伝 零」のようなスタイルでエンターテイメント性を付与する。「こいつは天才だ!」と観客に思わせるような形。 3、スター性:参加者にスター性を付与する仕掛け。1と2を行えば選手の私生活のドキュメンタリーが制作されるようになるかもしれないし、理系企業のCMに起用されるようになるかもしれない。そうすればあこがれ/羨望だけでなくマネーやセレブリティも選手に付帯される。現在の参加者は高校生だけれど、大学生が選手になるほうがおもしろいかも。大学生なら金メダル取った後に企業を含む様々な機関からオファーをうけることができるし。高校生では「過去の栄光」、「昔取った杵柄」とか「二十歳すぎればただの人」とかよくいわれるように後が続きにくい。 4、上位何割かが金メダルとかいう生温い形をとっていますが、競争は厳しければ厳しいほどやりがいがあるもの。オリンピックと同様に1,2,3位に金銀銅、あとは入賞くらいにしたほうがいい。 5、規模:物理オリンピックとか生物オリンピックとか別々でやらないでまとめて学術オリンピックとかいって大々的にやれば話題性も大きくなる。ていうか生物と物理と化学と、ってわけてる時点で頭の古いお方が運営しているんだろうなあとおもいます(それをいったらノーベル賞はどうなの?ってはなしですが、ノーベル賞も受賞しやすい分野がかなり偏向しているのが現状で、その意味では旧態依然です)。 このような仕掛けによってもっと盛り上げることができるし、学術に対する大衆の関心を高めることが可能なのではないでしょうか。というかサイエンスコミニュケーションとかいうけれど、サイエンスカフェとかすでにフィルタリングされた連中しかアクセスしないようなメディア・露出形態でサイエンスが大衆化されるわけないじゃん。大衆の関心を呼び起こせるかどうかは、補集合にいかに訴求できるかにかかっているのだから。 あとついでに人間の基本的才能を賞賛するものを挙げると 音楽:音楽コンクール、コンサート 料理:料理コンクール、ミシュラン 運動:オリンピック、世界**とかワールドカップ、ツールドフランス 科学:ノーベル賞、TED アート:パリコレとか あたりになるのかなあ。 |
















